【KAISEI chocolate laboratory】Origin Taiwan
¥540
なら 手数料無料で月々¥180から
台湾の無農薬・化学肥料不使用カカオを使用。
ジューシーで穏やかな酸味や渋味。
■真夏のチョコレートのコース
兵庫県のレストラン「Topinambur(トピナンブール)」さんにて、期間限定でチョコレートのコース料理が提供されています。
このページの商品をはじめ、僕が選んだクラフトチョコレート5種類を使った驚きと美味しさがたっぷりの絶品お料理です!
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
https://www.chocoreiji.com/blog/2024/08/07/123705
他の使用チョコはこちら。
https://www.chocoreiji.com/categories/6115464
Topinambur(トピナンブール)
兵庫県西宮市松生町12-21 第2寿松ハイツ 北側1F
0798-31-5797
https://www.instagram.com/kiyohiko3
■ちょこれいじレビュー
台湾産のカカオ豆を使用した70%のダークチョコレート。
カカオは台湾南部の屏東県竹田というエリアにある張利可可農園のものを使用。無農薬で化学肥料も不使用で、地球環境や地域との関わり方も含めてお互いの想いに共感し、KAISEI chocolate laboratoryさんが初めて輸入することを決めたカカオ農園でもあります。
砂糖には黒砂糖の仲間であるマスコバド糖を使用。ミネラル分が豊富で、後味スッキリながら、チョコレートとしての奥行きを与えてくれます。
ライトな厚みで、噛むとシャリっとした細かい粒子を感じ、閉じ込められたカカオの香りが解き放たれます。
100%の葡萄ジュースのようなジューシーで穏やかな酸味や渋味。その中にどこか日本らしい発酵の味わいや香りが入り混じっているような奥深さ。
親近感とミステリアスの両方を兼ね備えた、冒険心をくすぐるフレーバーです。
チョコの形は八角形で、工房がある開成町の8つの地区を表し、半々に分かれたデザインは、開成町から見える富士山と酒匂川をイメージしています。
パッケージには台湾らしい建物やお祭り、カカオ農家さんがポップなイラストで描かれ、紫色のカラーは味のイメージとなんだかピッタリ。
日本と台湾との地域を繋ぎ、八方良しな考えが広がっていくような一枚です。
■この商品のメーカー「KAISEI chocolate laboratory(カイセイチョコレートラボラトリー)」について
神奈川県の西側、横浜の繁華街とは真逆の田舎風景が広がる町、開成町。富士山や酒匂川を望む美しい景色に惚れ、ずっとIT関連の仕事に携わっていた藤原さん夫婦が東京から移住してスタートしたのがKAISEI chocolate laboratoryです。
「カカオ本来の価値を伝えられるチョコを追求し続ける。」というシンプルな言葉には、様々な意味や2人のこれまでが詰まっています。
WEBコンサルタントである代表の隆司さんは、明るく研究者のような雰囲気で、食べ歩きをするほどチョコが好き。プログラマーである奥様の悠さんは、優しさと癒しの空気感を持ち、実はアレルギーがあるためチョコが好きではなかったのだと。
そんな夫婦がたどり着いた答えが、カカオと砂糖だけで作るチョコレートでした。
チョコレートを取り巻く環境にはいろんな問題があります。ここ15年近くデータとして変わっていないカカオ農家の平均収入、カカオの栽培に関わる児童労働者数。先進国優位でフェアじゃないビジネスモデル。そういった現状に違和感を覚えて、本質を再定義し、一円単位で考え直したと言います。
初めてイチから自分たちで作り上げる、最高だと思うカタチの理想形。
それは一応のSDGsなんかじゃなく、「実際に足を運んだ農園と直接取引をし、農家さんが不安なく生活できる価格で買い取る」こと。
誠実に作られた素材を、最小限の材料と加工で、買い手の負担も少なく届ける。
デジタルなもの作りを続けてきた夫婦が計算し尽くして出した優しい一つの答えです。それはビジネスの仕組みにも、チョコのおいしさにも、全ての方面に表れています。
関東の田舎にある今は店舗もないチョコ工房。どこかの有名なお店を目指したわけじゃなければ、みんなの好きに合わせたわけでもない。
自分たちのゴールは自分たちで考える。世の中に作られた正しさを見直し、価値の在り方を考えるきっかけを。そんな意志すら感じるような、ビーントゥーバーを通した優しい革命がひそかに起こっています。
■商品情報
名称:チョコレート
原材料:カカオ豆(台湾産)、砂糖
内容量:1枚 15g
サイズ:縦6.0cm×横6.0cm×厚み0.5cm
賞味期限(未開封):製造日より6ヶ月
保存方法:直射日光を避け、冷暗所にて保存してください。