ちょこれいじ | ビーントゥバー(クラフトチョコレート)販売

2026/06/22 22:48


 
愛媛県の北条にあるpublic house はまにて、リベリアの旅のお話会と、かかおかか共同開発会議という、ユニークなイベントをやらせてもらった。


おもしろい遊びを企てることが大好きな子ども心をなくさずに大人になったようなオーナーのさくらちゃんに、せっかくだからhamaっぽさを出したイベントやろうと持ち掛けて実現。

僕が前に残していったカカオで、旅するおむすび屋をやってたあさかと一緒の時に生まれた産物らしい。上から読んでも下から読んでも同じというネーミングもおもしろさだけで始まってそうな企画であるが、カツオ系や醤油のうまみとの相性は案外悪くないのではないかと期待はしていた。


ただ、ご飯はいけるかなーとまあまあ不安だった。


まずは1時間たっぷりとリベリアに行った時のことについてと、いかに発酵させたか、どうやって作ったかなどを丁寧に説明したあとに、そのカカオやチョコを味わってもらう。

そして、「では今からそのカカオをおかかにしていきましょう」と、あまにりも長いフリを経て謎の実験をみんなで始めた。 

様々な可能性を試したかったので、リベリアのカカオの他、6かくさんの炭火カカオキャラメリゼ、MAMANOさんのカカオニブも、おかかにした。


まず、何もやってないおかかも、カツオ節をしっかり炒めながら、醤油やみりんなどに絡ませていて。出来立てのオカカを食べるのこともほぼないから、カリカリの食感の適度な味付けで既に美味しい。そこにカカオを混ぜ込むとどうだろう。


割とどれも悪くなくはないが、少し一体感がないような気もしたため、一緒に炒めてもらった。すると、砂糖に糖衣させていたリベリアカカオの甘さが軽減され、カカオの風味も少し引き立ち、明らかによくなった。
そしてそれらを、
白ご飯、バケット、ポテトチップス、ヨーグルト、と一緒に食べてみた。
テーブルにこれらの素材が同時に並んでいる光景はカオスだ。


目の前のごはんや、ヨーグルトに、3種類のかかおかかを、ぱらぱらとふりかける。これだとカカオが強すぎるとか、おかかに消されているとか、カカオのことか、おかかのことかどっちを言っているのか分け分からなくなりながら、食べるごとにきちんと意見を皆言ってくれ、謎に議論が白熱していた。 


リベリアかかおかか×ポテチ
炭火かかおかか×ごはん
エクアドルかかおかか×ごはん

この3パターンあたりが人気で、意外にもごはんとカカオが好相性になる可能性が示唆されて、おどろきだった。さくら氏が推していたヨーグルトの組み合わせはちょっと不評だったが、前試した時とはカカオの種類が違ったからやっぱ味が変わっているとのこと。だけど、その結果よりも、そんな変なことを真剣に試して話あっている状況こそが価値だし、おもしろさだなーとしみじみ思っている。


「まじめにふざける」とか、「真剣に遊ぶ」ようなことが
カカオで成り立つ空間が確かにあそこにあった。

付き合ってくれた皆さんには、本当に感謝ありがちょこです。
 
だけど、さくら氏の探求心はまだ止まず。。。
次の日もかかおかかをやっていた。


白ご飯よりも、少しダシや塩分で繋がるように、カツオ節で、そして土鍋で炊き込みご飯を作ってくれていた。
またそこに、3パターンのかかおかかを合わせていく。

さくら氏は、甘さがないエクアドルのかかおかかを気に入っていたようだが、僕は、カカオの華やかな香りより、香ばしさがいい気がして炭火かかおかかかなーと、また意見は割れていた。
なんだかもうひといきな気がして、あおのりを足してみると、色としても、香りのアクセント的にもバランスがいいように思えた。


味付け海苔と一緒に食べてみると、味付け海苔そのものが濃くて美味しいしご飯との相性がいいため、ちょっとズルしている気持ちにはなったけど、全てまとまって成立はする!
って思えるとこにはいきついた気がする。
やっぱ海苔ってすげえ。


そして、昼はたこやきを買ってきたので、これにも使えるかも!と、また、かかおかかをかけていた。
ソースの味が強くてかかおが負けていたが、からしマヨのたこやきに、エクアドルのカカオニブをかける組み合わせだけが、なぜか明らかにマッチした。このパターンでは、おかかがいらなかった。


想像していないマッチの仕方に、なんかもう解析できなくなった。多分めんどくさくすらなっていた。
昨日から付き合わされていた子の一人は、確実に飽きていた。


ふりかけみたいな形で商品化したり、イベント出店の時に、「かかおおかかおにぎり」として販売してみたい気持ちを若干残しながらも、よく分からない思い出の1ページになった。

またどこかでおかかを見た時に思い出すだろうし、いつか形になってもならなくても、「かかおかか」はもう重要な意味をはたしてくれたのかもしれない。