2024/03/29 00:00
3/30(土)~4/5(金)まで、臨時災害支援団体「Silbern」さんと共に能登半島でボランティアに参加します。
今回ボランティアに行こうと思った理由、いくつかありますが、一番は「ちゃんと自分事として捉えたい」からです。
東日本大震災が起きた時、自分は高校卒業直後で、凄まじい光景をテレビで見ながらも、どこか海外の衝撃映像を見ているかのような感覚だった気がします。
熊本などの令和2年豪雨の時は福岡でサラリーマンをしていて、近い距離にいながらも、仕事があることから「行けない、関われないな」と思ってしまっていました。
そして今回の震災が起きた時、帰省中で九州にいましたが「今すぐにでも行ける」と自然に思えました。それは、仕事がフリーであることから、自分次第でどうにでもできるから。
そして、日本一周を通してどんな場所にも行けるということを知り、石川にも実際訪れ、東北の被災地を見て、被災者の話を聞いたことで、その状況を少し想像できるようになったから。
ただ、現地に行き、現状を見て、現地の人達と接し、現地での支援活動を実際に体験しなければ、そこにいる人達の気持ちは本当には分からないし、その時何をすべきで何ができたのか、その感覚を肌で感じておかなければ後悔するなと思いました。
旅であまりにも多くの人達に助けてもらったこともあり、知ってる人とか知らない人とか関係なく、何か自分にもできることはないかなと思えるようになったのかもしれません。
そして、次に同じようなことが起きた時、もっと早くに、もっと納得いく決断ができる自分になっていたいから、実際に経験してきます。
現地の支援団体さんの支持に従って、一緒に活動をやらせていただきます。今回お世話になるのは臨時災害支援団体「Silbern」さんです。
炊き出し、物資の運搬、瓦礫除去や家屋修理など、現地の状況次第でやることは変わると思いますが、どんなことでもやらせてもらうつもりです。
被災地でボランティアを経験した方々の発信で、まだまだ復興などとはほど遠いような現状や、やらなきゃいけないことは無数にあるのだろうなということが伝わってきました。
そんな状況下でチョコを絡める必要なく、ただ必要とされることをやろうと、元々は考えていました。
そんな中で、避難所にてコーヒーを振舞っている友人の投稿を目にしました。
日用品ではなく、嗜好品だからこその在り方。新鮮なコーヒーを片手に、くつろいだり、コミュニケーションになったりという空間ができていたこと。長く続く避難所生活に、こんな支援のやり方もあるのか、素敵だな。と思いました。
僕も、「僕だからこそできることもやりたい。クラフトチョコレートだからこその価値がきっとあるかもしれない」と考え、チョコレートを使った支援商品を販売させてもらうことにしました。
現地の状況をみてタイミングを調整させてもらい、避難所等にて被災者の方にチョコをお渡しします。
普段は食べない、ちょっといいものを食べる体験、少し休んでもらう空間の提供、前向きな気持ちになれるエネルギーの交換などができればと思っています。
頑張ってきます。どうかお力添えをよろしくお願いいたします。
支援活動中は、インスタグラムにて、なるべくリアルタイムで現状を発信させていただく予定です。能登より帰還後に、WEBサイトのブログにて今回の活動のご報告をさせていただきます。