ちょこれいじ | ビーントゥバー(クラフトチョコレート)販売

2021/08/23 10:54



遂にチョコカーが海を渡りました!

奄美大島という鹿児島県本土から遠く南部に離れた島へフェリーで約12時間。


海と森と山という大自然が全て凝縮されたような島。着いて瞬間から、ネサリチョコレートさんへ行くまでも、海沿いを走っては眺めのいいとこで止まって、また走っては、海辺の公園でくつろぎと、景色が素晴らしすぎてなかなか辿りつかず🤣





そして、ついに到着。

と思いきや、「大島紬村」と書いてあり、この中施設の中にチョコ屋があるよう。




入ってみて、大島紬の小物売り場レジ横に「商品はこちらです」とチョコレートやチョコを使ったお菓子などが並べられていた。



メインの販売スペースはそこのようで、そういう形での販売は初めて見て、「なんでここで販売してるのだろう」という気持ちが少しあった。

そこで、オーナーの越間さんに説明してもらいながらいくつか試食。ここ奄美で採れた黒糖を使っているのが特徴とのこと。





ミルクチョコをたべて、おおお、コクがある感じ、これが黒糖ならではかと思い、ユニーク。


そして、ドミニカ産×生姜 チョコに生姜!?合うの!?という印象を一瞬で覆してくれる相性は生姜が強すぎなく、おもしろい。


ベネズエラ×島とうがらし も珍しい組み合わせで途中のピリピリ感がまた面白い!!




そして、ホンジュラス産のチョコが酸味系ではなく、逆に75パーセントなのにバニラみたいな甘みを感じるチョコで、こっちの味はまた珍しいなと思った!!



ドリンクなどは別の場所にあるらしく、歩いてすぐの道路沿いのガラス窓に案内してもらった。ここで、テイクアウトのみやられている。(こちらで焼き菓子も買えます!)





この日は自家製月桃カカオコーラと、クラフトチョコレートアイス、ディアマンショコラを注文。 


月桃とは、奄美沖縄あたりに生息する植物で生姜っぽい味。生姜より風味がアッサリ爽やかで合ってるし、クラフトコーラってこんなスパイシーで美味しいことを初めて知った笑

クラフトチョコアイスは、シエラネバダ産のチョコにドライパッションフルーツにカカオニブ🍫




酸味もありながらスッキリしてるカカオ、パッションフルーツの刺激で一気に南国感が。、


外の机で食べてたら、大きな木から実がチョコチョコ落ちてきて、たまにビクッとなる。

アカギという南の方に生息する木らしい。

そんな田舎で自然な雰囲気も含めて楽しい。



そして、せっかくなのでと越間さんが大島紬園を案内して下さった。ひとつひとつの工程について大変丁寧に説明してくれて、それにしても詳し過ぎるなと思っていたら、なんとこの大島紬村は家業なのだそう。





小さい時から手伝いもしていて、進学・就職で一度は島を出て働かれていたが、この家の仕事をやるために奄美大島へ戻り、チョコレートをやるまでは大島紬のお仕事をされていたそう。

それまでの越間さんの経験も面白く、イギリスの大学院でマーケティングの勉強をされて、専門学校ではデザインを学び、お仕事もされて、そのあと一度ホテルマンの仕事をされて、そして奄美大島に戻り大島紬のお仕事を。

経験値が多彩で驚きだ。



そういった経験を活かし、

「大島紬をもっと別の形で広めれないか」という想いから、ご自身がもともと好きだったチョコレートでそれを表現しようと始められたという。





そのため、チョコレートのパッケージは大島紬をあしらった可愛い柄となっている。奄美の歴史にも関わり深い植物「くぬぎ」をモチーフにした伝統の龍郷柄や、その他にも黒うさぎやルリカケスなどの奄美特有の動物なども。

こちらのデザインは、ご自身でされているという。それができるのは今までやられてきた経験があってこそで、全て繋がっているのだなと思った。


後半へ続く。



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